ガイド役を務める冨山正明(とみやままさあき)さん。

いま、白馬村の災害の歴史を学び直しています。

冨山さんが参加している「白馬村公民館講座」。

今年のテーマは、白馬村の災害の歴史です。

文献や資料をもとに水害や火災などを年表にまとめ、気づいた点について意見を交わします。


冨山正明さん:
「昔は災害にあわない場所に人が住んでいた、もともとは。それが増えてくるにしたがって、そうじゃないところに住むことによって人的被害、財産的被害が出てきた。昔は災害とうまく付き合ってるんですよ、それが災害と闘うようになってきた」

もともとは、白馬山麓の自然や文化を学ぶガイドの養成講座でしたが、信州大学の防災教育研究センターの協力で、自然災害についても学びを深めることになりました。


信州大学教育学部・特任助教 内山琴絵さん:
「白馬のすごくきれいな自然とか地形というのは、実は災害と結びついているんだという。恵みをもたらす一方で時には災害にもなりうるというところがポイントなのかなと」