善光寺平の南側には前方後円墳が密集していて、今回発見されたもので8つ目。

市によりますと、全長およそ80メートルは県内でも3番目の規模となる可能性があるということです。
長野市埋蔵文化財センターの飯島哲也(いいじまてつなり)所長は、長野県の歴史研究における重要な資料になるかもしれないと期待を寄せています。

飯島哲也(いいじまてつなり)所長:「この地域がどのようにして治められて、信濃の国の成り立ちに関わる大きな研究材料となると思いますので、とても楽しみにしています」
市民が発見した、前方後円墳。
私有地であるため、市は、一時的な見学は問題ないものの、植物の採取や掘削はしないよう呼びかけています。