長野県佐久穂町は、町民4000人余りの口座情報が入ったUSBを役場内で紛失したと11日、発表しました。
現時点で個人情報の不正使用の被害は報告されていないということです。


佐久穂町によりますと、紛失したのは役場の庁舎内で使用しているUSBメモリで、町民4138人分およそ4700件の口座情報が記録されています。

10月4日、USBメモリを管理していた住民税務課の職員から「所定の場所にUSBメモリがない」と報告がありました。

職員によりますと、9月27日、町税の口座振替業務を行った際に、USBメモリを使用し、その後職場のキャビネットで保管したつもりでしたが、10月3日に確認したところ、見つからなかったということです。

USBメモリには、パスワードの設定はされておらず、個人情報が外部に流出した可能性を否定できないとして、町は、該当する町民に対し謝罪の文書を送りました。


町によりますと、現時点で個人情報の流出や不正使用の被害は確認されていないということです。