シニア世代も楽しめるニュースポーツを高校生が考案し、実際に体験するイベントが開かれました。
長野市の長野運動公園の体育館で開かれたのは、その名も「一致団結!はりきってクラスマッチ」。

50歳以上の中高年世代の学びや社会参加を行っている県シニア大学の活動の一環として、平均年齢71歳のおよそ120人が参加しました。
挑んだのは、長野日大高校(探究創造学科1年)の生徒が授業の中で考案したシニア世代も安全に楽しめる4つの競技です。
長野日大高校 萩原孝太郎(はぎわら・こうたろう)さん:「4月からここまで準備してきました。シニアの人たちの実際の授業(スポーツ講座)を受けているのを見に行ったりして、その中でどんなことができるのかいろいろ考えてやりました」

こちらはバレーボールを蹴ってペットボトルのピンを倒す、ボーリングに似たゲーム。

2.5メートルの場所からだと1本につき1点、5メートルは2点、10メートルは3点と、遠くから蹴るほど得点が高くなるルールで、参加者は自分の実力に合わせて楽しんでいました。
参加者:「競技はなかなか考えてあって楽しいですね。高校生が考えてくださったということで」
「年配でも若い人でも一緒に楽しめる、いいゲームだと思います」
高校では今後、小学生などほかの世代も対象に、競技を通じた世代間の交流ができればと話していました。