白澤さんが大切にしているのが、小さいうちから科学的に正しい知識を身に付けること。


■白澤章子さん
「これはね、スージーとフレッドという人形で性器もちゃんとついている人形なんです。スージーには乳房もあるし膣もあるし、中には胎児もはいっている」

子どもの発達段階に合わせてわかりやすく説明するためには、こうした人形の活用も有効だといいます。


■白澤章子さん
「性はあらゆる事じゃないですか。一生を通じて性で生きていると思うんですよ、それぞれの年代の性がある」

手作りの教材は、思春期だけではなく、これまできちんと性教育を受けてこなかった大人も対象にしています。

■白澤章子さん
「しっかり知って納得する、子どもさんがそうすれば、なにか体を触られたとか、胸を触られたとか時に、これっておかしいよなって感じると思うんですよ。ふれあいって大事、でもなんか素敵じゃないよなって感じた時にはいやだよってすぐ言えたり」

性犯罪の防止、さらにはジェンダー平等や性の多様性など、お互いを尊重し理解し合うための性教育がいま、求められています。