長野県小諸市で作られたワインが、国際的なコンクールで日本初となる部門最高賞に選ばれ、生産者が快挙を報告しました。


小諸市の小泉俊博(こいずみ・としひろ)市長に受賞を報告したのは、山梨に本社を置くマンズワインの島崎大(しまざき・だい)社長です。


マンズワインは、今年フランスで開かれたヴィナリ国際ワインコンクールに、小諸市内でブドウの栽培から醸造までを手掛けたワインを出品。


世界各国の444の生産者から2200点余りの応募があった中、甘口部門の最高賞に選ばれました。

1994年から続くコンクールの歴史の中で、日本のワインが部門最高賞を受賞するのは初めてだということです。


■島崎大社長                              「ワイン醸造のプロがテイスティングするコンクール。まさかそんな1番の賞をとれるとは夢にも思ってなかったので嬉しく思っています」


受賞したワインは小諸市内で収穫したぶどうを凍らせてから搾る製法で造られ、通常の3倍近い原料を使っているため、華やかな香りが広がり濃厚な味わいが特徴だということです。


価格は7700円で、マンズワイン小諸ワイナリーで4月中におよそ1300本が販売される予定です。