長野市の小学校で卒業式が行われ、国の方針を受けてマスクを外して式に臨む児童の姿が見られました。

長野市の城山(じょうやま)小学校では、3クラスのあわせて80人が卒業の日を迎えました。

(卒業生)「いままでマスクが取れなかったので楽しみです」
(保護者)「ここ何年かマスクをしてきたので、外すことに抵抗はあるのかなと思うけれど、笑顔でみんなで記念撮影とかできたらいいなと思っています」


多くの卒業生は入場時にマスクをはずし、参列した保護者や在校生に拍手で迎えられました。

文部科学省は、卒業式のマスクの着用について、校歌斉唱など大声を出す場合を除いて、外すことを基本とする通知を各自治体に出しています。

城山小学校では国の方針を踏まえたうえで、卒業生と保護者、在校生はそれぞれの判断に任せ、職員はマスクを着用しました。

式典では片山洋一(かたやまよういち)校長から1人ひとり卒業証書を受け取り、はなむけの言葉が送られました。


片山洋一校長「みなさんは一人ではない。素晴らしい仲間と一緒。これからも仲間を大事にして共に歩んでほしい」

(卒業生)「中学で部活に入って、部活を一生懸命やりたいです」
「苦手な勉強をがんばりたいです。英語です」

(保護者)「部活と勉強を両立してがんばってほしいと思っています」

県教委によりますと県内の小学校の卒業式は、15日と16日がピークだということです。