厳しい寒さが続いていますが、長野県松本市ではそんな寒さを生かした恒例のイベントが行われます。

松本市中心部の花時計公園です。

こちらで行われているのが、今週末にかけて開催される「国宝松本城氷彫フェスティバル」のプレイベントです。

全国から集まった「氷彫師」10人が、氷の彫刻作りの真っ最中です。

27日午後4時ころの様子です。

彫刻に使う氷が会場に運びこまれました。

このプレイベントでは、1つ135キロもの重さがある氷のブロックを8個積み重ねて、2人1組で、1体の像を作ります。

そして、氷を削る作業は1時間ほど前から始まりました。

のこぎりやチェーンソーを使って、まずは、おおまかな形を削り出しているところです。

ちなみに、氷彫師のみなさんは、ふだんは調理人として働いている方が多いそうです。

作品は夜11時半までに完成予定で、日曜日まで展示されるということなので、ぜひ完成した力作を見に来てほしいですね。

2023年で36回目となる「氷彫フェスティバル」は29日にかけて行われ、メインイベントの「全国氷彫コンクール」は、28日夕方から松本城で制作が始まります。

すでに、松本駅や美術館など街中にも作品が展示されていますので、この時期ならではの芸術をぜひ、楽しんでください。