太平洋戦争の戦中から戦後にかけての食事を体験する講座が長野市で開かれました。

カボチャご飯やイナゴに、サツマイモのツルのおひたし。戦中・戦後の食事が再現されました。

長野市で開かれた講座は食文化の継承などを行う団体が主催し、市内に住むおよそ20人が参加しました。

講師を務めた池田玲子さん87歳は、食料難を生き抜くために食べていたものを紹介しました。
池田玲子さん「私は8月15日、8月6日には必ずこれを食べる」

手にしたのは、道端で目にする野草の「スベリヒユ」。

池田玲子さん:「それともう一つ、命を繋いでくれてありがとうと思うのは、サツマイモ。なんとおいしいことか、スベリヒユとサツマイモのツルで命をつないだ」
講座の裏では、団体のメンバーが今では食卓であまり目にすることのない材料を使って調理を進めます。
いよいよ箱膳に盛り付けられた戦中・戦後の食事を体験します。
「いただきます」

参加した大学生は:「栄養学を学んでいて、普段はバランスとか健康について考えることが多いんですけど、今回の話聞いて、食べることはそもそも生きるために必要なものなんだなと実感しました」

日本の食料自給率は過去最低となっていて、団体では、この体験が「食」について考えるきっかけになればと話していました。












