長野県安曇野市は、市内の放課後児童クラブの負担金について、およそ7年にわたって、一部の保護者から本来より多く徴収していたことを明らかにしました。

負担金の過大徴収があったのは、2016年4月から11月までのおよそ7年間で、算定を誤り、およそ270人の保護者から総額764万円あまりを本来より多く集めていました。

6年前に改正した条例で、負担金を減額すべき世帯があったにもかかわらず、そのまま徴収を続けたためで、市では、対象となる保護者に返金するとしています。

12月の市議会での条例の改正に向けて事務手続きを行っていた過程で過大徴収が発覚したということで、市では「心よりお詫びします」とコメントしています。