長野県軽井沢町で、大学生など15人が死亡したスキーバス事故から10年となり、現場には未明から息子がけがをした家族などが、犠牲者の追悼に訪れました。

事故現場にある慰霊碑には、発生時刻の午前1時52分ごろに合わせて、息子がバスに乗っていて大けがをした母親2人が、花を手向けて亡くなった大学生を慰霊しました。


息子と一緒に乗っていた友人が、事故の犠牲となったということです。

慰霊に訪れた母親は、「この現場に事故の時間に立つことで事故の風化をさせない」と話しました。

もう一人の母親は、「10年前のこの場所で起こったことは、私たち親としても絶対忘れてはいけない。今までと変わらない気持ちでここに来た」と述べました。

事故は2016年1月15日、軽井沢町で国道18号碓氷バイパスの道路脇にスキーツアーのバスが転落したもので、大学生13人と運転手2人が死亡、26人が重軽傷を負いました。

この事故をめぐって、長野地裁は、業務上過失致死傷の罪に問われたバス運行会社の社長に禁錮3年、運行管理者の元社員に禁錮4年の判決を言い渡し、両被告は無罪を主張し、東京高裁で控訴審が行われています。