長野県内のインフルエンザの感染者は7週ぶりに減少しましたが、警報レベルを大きく上回っていて、県は感染予防を呼びかけています。

県によりますと、12月7日までの1週間に確認されたインフルエンザ患者は、1医療機関あたり57.04人で前の週よりおよそ15人少なくなりました。減少は7週ぶりです。


保健所別では、上田が97.50人、長野市が56.50人でいずれも前の週より増加しました。ほかは減少したものの、大町を除く11地区で警報基準の30人を上回っています。

また、学校などの休業は休校が2、学年閉鎖が55、学級閉鎖は156となっています。

県は、流行のピークが過ぎたとは言えないとして引き続き、石けんによる手洗いやアルコール消毒などの感染予防を呼びかけています。