マッチングアプリで知り合った男を名乗る相手から「海外に1億円の家を買ってそこで2人で暮らそう」などといったメッセージを受信した女性が、およそ1100万円の暗号資産を騙し取られました。

被害にあったのは、安曇野市に住む60歳代の女性です。

安曇野警察によりますと、女性は、マッチングアプリで知り合った男を名乗る相手と9月下旬からSNSでやり取りを始め、「海外に1億円の家を買ってそこで2人で暮らそう」、「そのためのお金を準備するために、暗号資産の投資で資産を増やそう」などといったメッセージを受け取りました。

女性は、相手の指示に従って暗号資産を購入し、10月上旬から11月中旬までの間に、複数回にわたって、指定されたアドレスに、およそ1110万円相当の暗号資産を送金しました。

その後、利益を払い出すことができず、さらに暗号資産を送るよう要求されたことから被害に気付いたということです。