空き家バンクへの登録を依頼された物件を、個人的に売買して利益を得ようとした職員について、辰野町は2日付けで懲戒免職にしました。


懲戒免職となったのは、3月まで空き家バンクを担当していた44歳の係長です。

町によりますと、職員は2024年6月、町内の住宅を空き家バンクに登録してほしいと持ち主から依頼されました。


しかし、職員は登録をしなかった上、2025年3月に住宅を自分で買い取った後、すぐに知り合いの会社と賃貸や売却の契約を結び、最終的に520万円を不正に得る計画だったということです。


職員は事実関係と法令違反を認めているということです。

また、監督責任を怠ったとして武居保男町長と当時の担当課長を減給10分の1、1か月の処分としました。