去年1年間の来日外国人の犯罪は摘発人数が1万2700人あまりとなり、3年連続で増加したことが警察庁のまとめでわかりました。
警察庁によりますと、去年1年間の来日外国人の犯罪は摘発人数が1万2777人、摘発件数が2万5480件となり、いずれも3年連続で増加しました。
国籍別では、▼ベトナムが4167人で全体の32.6%、▼中国が2062人で16.1%、▼フィリピンが714人で5.6%となり、ベトナムと中国の2か国で全体のおよそ5割を占めました。
刑法犯で摘発されたベトナム国籍の人では、万引きが28.8%など窃盗が最も多く51.9%でした。
在留資格の種類でみると、「技能実習」や「特定技能」の人による刑法犯の犯罪が増加傾向にあるということです。
また、刑法犯で摘発された来日外国人の事件の45.3%は「共犯事件」で、日本人の11.5%のおよそ4倍となっています。
おととし5月から去年7月にかけて、関東地方にあるドラッグストアから化粧品を盗んだなどとして、ベトナム国籍の男女6人が摘発された事件では、ベトナム国内にいる首謀者が指示をして、▼日本国内で万引きをする実行役、▼盗んだ商品をベトナムに運ぶ運搬役など役割を分担して犯行に及んでいました。
出身国で組織化されたグループや、SNSを通じたつながりをきっかけに役割を分担しながら犯罪を行う「匿名・流動型犯罪グループ」=「トクリュウ」など、様々な特徴を持ったグループが存在しているということです。
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