栄一のセリフ:「戦死の知らせを聞いた時、逆だったらよかったのにって…」

死んでいった仲間を思い生き残った意味を問いながら、戦後の日本を生きて行きます。


一方、現代では、栄一の孫やひ孫が80年前に思いを寄せながら自分の悩みや未来に向き合います。


脚本 古畑あずささん:「沖縄戦を描くことで、当時すごく苦しんだ人たちを感じて、それでも、そこでかわいそうだったっていうことを伝えたいわけじゃなくて、当時確実にそこに確かに生きた人たちがいたよということを感じることで、何かそこに寄り添っていきたいっていう。そこから今生きていく、今この時代を生きている私達はどう生きるかっていうことを一緒に考えたいなと」


脚本と演出を手掛ける古畑あずささんは、今回が初めての挑戦。

古畑さんだけでなく、メンバーのほとんどが演劇未経験ですが、それぞれの思いを持ってこの半年間余り稽古を重ねてきました。