松本で2026年に開かれる日本と中国、そして韓国の3か国の交流事業に向け、マカオで来週予定されていた会議が中止になりました。高市総理の答弁を巡る日中間の摩擦による影響と見られています。


松本市の臥雲市長は21日の定例会見で、来週マカオで予定されていた3か国の会議が中止になったことを明らかにしました。


会議は2026年5月に松本で予定されている「東アジア文化都市」事業の準備のために設定されていましたが、3か国の文化大臣会合の延期に伴い、会議も中止されたということです。


台湾有事についての高市総理の答弁をめぐる日中間の摩擦が影響したとみられ、交流事業の実現について臥雲市長は「見通しはわからないが、必要な準備は進めていきたい」と述べました。