長野市の中学校で6日に続き、10日に発生した火事は、地域クラブの準備をしている時間帯に出火したことみられることがわかりました。

火事があったのは長野市大町の東北中学校で、10日午後5時ごろ、体育館1階の剣道場から火が出ていると教頭が消防に通報しました。

警察や消防、学校によりますと、火が出たのは授業が終わり、地域クラブの準備をしている時間帯で、剣道クラブの外部コーチが消火器で消し止めました。

この火事で、剣道場の壁や畳のほか、置いてあった段ボールと中に入っていたラダー1つなどが焼けました。

校内にはおよそ100人の生徒がいましたが、避難して無事でした。

学校によりますと剣道場は普段、鍵がかかっていますが、午後5時前に生徒が鍵を開け、出火当時はコーチや生徒がいたということです。

東北中学校では、今月6日にも体育館の倉庫にあった椅子2脚やポリバケツ5個などを焼く火事がありましたが、出火の原因はわかっていません。

警察が出火の原因や先週の火事との関連などを調べています。

学校では11日も通常通り授業を行う予定です。