長野県須坂市の須坂市動物園で、浴槽にお湯がたまるのを待っているのは、カピバラのメスの黒子(くろこ)とオスの鎮(しず)。

もともと南米生まれのカピバラは寒いところが苦手、飼育員がふたが開けると、早速入浴です。

動物園の風物詩、「カピバラ温泉」が始まり、2頭は好物のキクの花を食べながら、ゆったりと温まっていました。

須坂市動物園飼育員 谷川冴香さん:「暖かい日15度とかだと入るか入らないか微妙だったりするが、きょうはちょっと寒かったので、温泉待ち遠しくてすぐに入ってしまいました」

来園者は:「カピバラのこのお風呂を目当てに来ました。雨上がりで肌寒かったので、温かそうだなと癒されました」

子どもは:「ゆっくり入っていて、かわいかったです」

「カピバラ温泉」は、来年の3月1日まで行われる予定です。