長野市の道の駅には、秋の味覚「天然キノコ」がようやく並び始めました。

次々と並べられていくのは地元でとれた「天然キノコ」!

ピンク色の傘が目を引く「サクラシメジ」や、聞きなじみのない「アイシメジ」など、種類も豊富です。

長野市の道の駅信州新町では、去年より2週間ほど遅く、9月下旬からキノコが並び始めました。

道の駅信州新町 高山隼駅長:「いつ来るかと考えていたところで、やっときたかと。気温が下がってきて、地面の温度も下がってきて、適度な雨量も相まって、菌類にとっては条件がいい」
8時半のオープンと同時に、さっそく、キノコ目当ての買い物客が訪れます。
横浜から:「毎年この時期にマツタケを食べてからここに来ている。すごくキノコの種類が豊富で横浜では見かけないものもあって、ワクワクしながら来ている。コウタケはすごく大きくて何にしようかなって」
こちらの男性は、かごいっぱいにキノコ!
長野市内から:「2~3回はこの秋に食べて、あとは冷凍しておいて正月に食べる。一番の狙いはこれこの辺で「ジコボウ」という。とろみがあって、うどんの煮込みとか最高」

開店後も次々とキノコが持ち込まれます。裏には…秋の味覚の王様「マツタケ」も!テーブルを埋め尽くすほどの量が、店頭に並べられました。
さらにこちらの名人は…

キノコ採り名人:「きのう採ってきたの、コウタケ。スーパーには売ってない」
強い香りが特長の、高級キノコ「コウタケ」も多く並びました。
一方、今の時期には珍しいというキノコも。
キノコ採り名人:「クリタケ、本当はもっと遅い時期に出るが、温暖化で気候がおかしいので、早いものも遅いものも一気に出てきている」

日によって入荷する種類や量に差はあるといいますが、今年は、収穫が終盤に入ったブドウや、「シナノスイート」などのリンゴの時期が重なっていて、秋の味覚を一度に楽しむチャンスだということです。
道の駅信州新町 高山隼駅長:「お客様が来店いただくタイミングで、あれこれ手に出来るという意味では好条件だと思う。名人も豊富にスタンバイしているので、店頭で見かけたらぜひ手に取って味わってもらいたい」