境内に曳き入れるスピードは町によって伝統があり、吾妻町は比較的速いといいます。
別の町会の関係者は:「あそこの町内はちょっとスピードを出して、だんじりみたいに勢いよくやろうという町内なので、事故が起こりやすい要素はあった」

境内の案内によりますと、吾妻町の山車が作られたのは大正以前と見られますが、詳しい時期はわからないということです。
車輪は3輪式でした。
ただ、地元人からは、吾妻町の山車は傾いても倒れずに止まる構造なのになぜ倒れたのかという疑問もありました。
地元の人は:「あー傾いたな、止まると思ったらそこで一瞬止まってストンと倒れた感じですね」
八幡神社の例大祭では、28年前の1997年にも曳行中に山車が横転。子どもを含む15人がけがをして3人が入院しています。

警察では事故の原因などについて詳しく調べています。