長野県山ノ内町の角間川で、人の頭の骨などが見つかりました。警察は、志賀高原で去年11月から行方不明になっているカナダ人男性の可能性もあるとみて、身元の確認を進めています。
警察によりますと、人の骨が見つかったのは、山ノ内町平穏(ひらお)の角間川です。

22日午後6時半ごろ、「人の骨のようなものを見つけた」などと沢登りをしていた男女3人が警察に届け出ました。
その後、付近を捜索したところ、頭や足などの骨を発見し、足の骨の一部には、衣服とみられるものが巻き付いていたということです。
いずれも白骨化していて、一定の時間が経っているということです。

志賀高原では去年11月、カナダ国籍で当時45歳の男性の行方が分からなくなり、丸池バス停の周辺や澗満滝(かんまんだき)などで捜索が行われました。
今回、遺体が見つかったのは澗満滝から1キロほど下流だということです。
警察は、遺体が行方不明になっている男性の可能性もあるとみて身元の確認を進めています。