事件当日の状況は?

2023年5月25日
自宅の庭で除草剤をまいていると、散歩をしてきた女性2人を目撃して激高し、殺害を実行に移すことになったといいます。物入からボウイナイフを取り出し、2人を殺害したと主張しました。その後、自宅敷地内に遺体を移動させて隠したということです。
25日午後4時36分ごろ
パトカーが来たのに気が付き、ハーフライフル銃で車内に向けて発砲するなどして警察官2人を殺害したとされます。
25日午後5時31分ごろ
母親が自宅に戻り、自首を促されるも拒否し、母親は猟銃を持って自宅から逃走したとしました。
翌日26日午前4時台
被告は父親に電話をして、警察に投降することを伝え、その後、身柄を確保されたということです。
検察側「完全な責任能力があった」

検察は、逮捕後に行った医師の精神鑑定により、被告には「妄想症」という精神障害があり、動機には「妄想」が関係しているものの、事件前に購入したナイフの刃を研いだことや、犯行後に女性の遺体を隠した行動などから、犯行への直接的な影響はないと主張しています。