お弁当は竹のカゴに盛り付けました。伊能忠敬に弁当を出したのは秋。

栗やキノコなど旬の食材を意識した「下諏訪本陣EDOVENTO」の完成です。


山崎さん:「大量調理という点ではちょっと不安があるんですけど、おいしく食べてもらえたらいいなと思います」

試食会には、岩波さんと下諏訪町の和食店の料理長・武居章彦さんもやってきました。

佐藤教授:「きょうはご賞味頂いて忌憚のない意見をいただきたい。よろしくお願いします」

試作を重ねたこんにゃくの吹き寄せは?


武居章彦さん:「こんにゃくを揚げる発想はなかった。おもしろいなと思って。それも炊いたものをもう一度揚げるという。お弁当って開けた瞬間の「わぁ」というのが一つの醍醐味だと思っていて。色合いも意識するしあとは味付けのバランスですね。そういった意味ですごくバランスがいいかなと思います」

岩波さん:「味付けも含めて新しい感覚・感性で楽しめる素晴らしいお弁当だった」


現代の江戸弁当。今後、味や内容を改良しながら実際に本陣で出すことを目指します。秋には下諏訪で試食の予定です。