清泉大学は、千曲市に開設を目指す農学部について、醸造や発酵を学ぶ課程など、長野県の特色を生かした2つのコースを設ける方針を示しました。

長野市の清泉大学は、2027年4月に農学部を千曲市に設置することを構想しています。

地元の企業などと作る設置協議会で、大学側は農業を通じた地域振興などを学ぶ「農・地域共創コース」と、醸造や発酵について学ぶ「食品・発酵コース」を設ける方針を示しました。

清泉大学・田村俊輔学長「醸造と食品が長野の特徴、こういうものを生かせるような授業になっていくかと思う」

大学は地元の農場や研究所で学ぶ必修科目も設ける計画で、9月20日に千曲市で開くプレオープンキャンパスで、市民や高校生に向けて説明する予定です。