物価高騰が続く中ここにきて、気温の乱高下などの影響で一部の野菜にも値上がりの波がきています。そんな中、地元産などの農産物を手ごろな価格で販売する「市」が人気です。

ずらりと並んだ新鮮な野菜や果物。
販売開始とともに訪れた人たちが次々と商品を手に取っていきます。
8日長野市のトイーゴ広場で開かれた「長野銀座にぎわい市」。
中でも多くの人のお目当てが新鮮な野菜です。
特に、今が旬の「夏野菜」は、気温の乱高下などの影響で値上がりしています。

東京都の中央卸売市場の7月5日時点のキュウリの価格は、1キロあたり385円と平年より100円ほど高く、ナスやトマトもおよそ70円高くなっています。

しかし、ここ長野銀座にぎわい市ではキュウリは4本100円、ミニトマトは一袋100円!大量に仕入れるなどして低価格を維持しています。
買い物客は:「新鮮でお安くていい。ありがたい本当に助かります。もう楽しみで」
買い物客は:「早く良いものを選ぶ主婦の戦場」
しかし、厳しい暑さの影響が少しずつ出てきています。
ブロッコリーを冷やして販売:「氷と共に連れて来た。熱で高温障害が出てしまうと黄色く古くなる。おいしいは美味しいが、生育は苦戦している雨がなさすぎ、天を仰ぐばかり」

「ながのいのち」推進協議会 柴田千恵子会長:「茶色いでしょ?葉っぱの先が雨が降らなくて(日に)焼けている感じでだから、残る。持って帰るよりは少しでもと思って値段を下げてみた」

大きく育ちすぎたズッキーニや、玉ねぎなどは、「訳アリ商品」として安く販売。
買い物客の食卓を応援します。長野にぎわい銀座市は毎週火曜日に開催されています。