長野県が運営する長野市の若里公園に、民間の事業者が設置運営するガラス張りのレンタルスペースが、5月13日にオープンします。
県営の都市公園の中に、民間の事業者が運営する施設が造られるのは初めてです。

長野市若里にある若里公園の一角にオープンするのは、ボックス型のレンタルスペース「インスパーク若里公園」で、市内のアロウズガーデンデザインが運営します。

長野駅に近いにも関わらず、平日の利用者が少ない現状を打破して賑わいの創出につなげようと、県が活用方法を含めて事業者を募集していました。

出典:インスパークホームページ


およそ100平方メートルの敷地に、46平方メートルの広さのガラス張りの建物が設置され、ケータリングの利用や、飲食物の持ち込みも可能になっていて、緑に囲まれた中で、会議のほか、様々な催しに使うことが出来ます。

利用できるのは午前9時から午後9時までで、料金は5時間で2万7500円からとなっています。

一方、事業者側は、公園の使用料として、年間およそ60万円を県に支払います。

公園を使ったいわゆる民活の導入は、最近では2025年2月に長野市が管理する長野駅東口公園に、コーヒーチェーン店のコメダ珈琲がオープンするなどしていますが、県営の都市公園では初めての事例となります。

5月13日にオープニングセレモニーが行われ、運営がスタートします。