この週末は長野県内の各地で桜が見頃を迎えました。

13日に満開を迎えた長野市の桜の名所・城山公園。
12日は20度近くまで気温が上がり絶好のお花見日和となりました。

花見客は:「すごくにぎやかで楽しいです」
花見客は:「きれいにいっぱい咲いているのがすごい」

今年から始まったのは「桜まつり」。
公園には多くの屋台が並び、花見客はクレープや唐揚げなどを食べながら桜を楽しんでいました。中にはこんなグループも…。

同期で花見に来た新入社員は:「新入社員で会社の同期で桜の花見に来ました。部署が離れてしまって今だけしかないので全力で楽しもうと思います」

仮設の建物で桜と食事を楽しめる「花見小屋」もにぎわいました。
城山公園の桜が整備されたとみられる60年以上前から始まった名物ですが年々その数は減少。「花見茶屋鶴亀(はなみちゃやつるかめ)」1軒だけが営業を続けています。

花見小屋を訪れた人は:「明るいうちからお酒飲めるのがいいと思います」

花見小屋を訪れた人は:「サクラを見ながら気持ちいいです。きょうは一番いいと思います」

長年、親しまれてきた桜は全国的にも高齢化が課題となっています。

記者:「桜AIカメラではサクラの元気度と樹齢を調べることができます」

こちらはキリンビールが開発した「桜AIカメラ」。
スマートフォンで撮影した桜の健康状態や樹齢をAIが判定。

位置情報とともに自治体に届けられ人手不足が課題となっている木の状態を把握する活動に役立てられるということです。

花見ついでに桜の保全に一役買ってみてはいかがでしょうか?