人気の喫茶店「コメダ珈琲店」が、JR長野駅近くの公園に26日、オープンします。
店で出た利益を公園の維持管理にあてる制度を使います。
長野駅東口公園に26日にオープンするのは「コメダ珈琲店・長野駅東口公園店」です。
専用の駐車場が31台、店内には98席が用意されています。
コメダ珈琲は、名古屋市で始まった喫茶店で長野市内では2店舗目です。
25日はオープンを前に、テープカットなどのセレモニーが行われたほか、市長などが味を確かめました。
荻原長野市長:
「おいしい。公園は愛好会のみなさんが綺麗にして管理していただいているので、コメダ珈琲店オープンを含めてより愛される公園になると思います」
古畑キャスター:
「店ができた場所は公共施設である公園内です。今回、市がある制度を使って誘致したことでオープンが実現しました」
活用されたのは「Park(パーク)-PFI(ピーエフアイ)」という制度。
コメダ珈琲店は市が管理する公園内に出店する代わりに、収益から使用料として年間およそ300万円払います。
市はこれを公園の維持管理費などに充てることができるため、財政負担が軽減するというメリットがあります。
コメダ珈琲店は今後レジャーシートの無料貸し出しなども考えていて、公園と一体化した店づくりを目指していくとしています。