100日間の荒行を終えた修行僧が長野県伊那市の寺に戻り、無事に修行を終えたことを報告しました。
白装束に身を包みお経を読みながら市内を練り歩いたのは、伊那市の日蓮宗三澤寺の武田正幹住職と地元の檀家などの一行です。
武田住職は24年11月から25月10日にかけて、世界三大荒行とされる100日間の「大荒行」に参加。
毎朝3時から1日7回の水行と読経を続けるもので、睡眠時間は毎日わずか2時間半、食事は1日2回のおかゆのみという過酷な修行です。
境内に戻ると、行ったのは…荒行中、毎日続けた「水行」です。

ともに、修行した5人の僧侶と共にふんどし姿で冷たい水を被って、参列者の幸せを祈りました。
武田住職は今回が二度目の「満行」で、修行で得たものを地域に還元していきたいと気持ちを新たにしていました。