佐久市で10年前、男子中学生が車にはねられ死亡した事故で、最高裁判所がひき逃げを認めて、逆転で被告を有罪とする判決のあと、両親が初めて墓参りをしました。

和田善光さんと真理さんは15日、亡くなった樹生(みきお)さんの眠る墓を訪れました。

和田善光さん:
「ここまで10年近くもかかってしまったこと、それについては本当に申し訳ない、すまなかったと」


和田真理さん:
「ミッキー(樹生さん)は今もママの自慢の息子だよ」
「ここまで導いてくれて、ずっと見守っていてくれて、どうもありがとう。そう伝えました」

佐久市で2015年、中学3年の樹生さんが自宅前で車にはねられ死亡した事故。

運転していた男は救護よりも前にコンビニへ行っていたなどとして「ひき逃げ」の罪に問われました。

最高裁判所は7日に2審の無罪判決を破棄。

1審の懲役6か月の実刑判決が確定することになりました。

和田真理さん:
「樹生が生前美味しいお菓子を見つけたといってお気に入りだったお菓子なので」

事故がなければ25歳になっていた樹生さん。

好きだったお菓子とビールを供えました。


和田善光さん:
「私は息子が成人してから一緒にお酒を飲むのを楽しみにしてたんです。それがいまでは叶うことはなくなりましたけど、きょうは娘たちも含めて家に帰ったら息子のことを思いながら静かに一緒に飲めればなと」