噴火警戒レベルが「2」に引き上げられている浅間山は、火山性地震が増加した状態が続いています。

気象庁によりますと、浅間山の火山性地震は24年4月中旬以降、増加した状態が続いています。

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山体の西側で膨張を示すと考えられる傾斜変動は24年5月以降停滞しています。

火山ガスの放出量は、23年3月以前に比べて多い状態が続いています。

気象庁は山頂火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。

また、自治体の指示に従って危険な地域には立ち入らないよう呼びかけています。

浅間山は、23年3月23日に噴火警戒レベルが火口周辺の立ち入りを禁止する2に引き上げられました。