元県議会議員が妻を殺害した罪に問われている裁判は、26日、検察側と弁護側がそれぞれ最後の論告と、弁論を行ったほか、丸山被告本人が改めて無罪を主張して結審しました。
裁判を取材している小口記者に聞きます。
宮入キャスター:
丸山被告は改めて無罪を主張しました。
小口記者:
丸山被告は、自分が犯行をするにはリスクが多すぎると主張しました。
丸山被告はこの日の法廷で、被告が自ら犯行を行った場合に、失敗するリスクを割合で説明しました。
議員会館から誰にも気づかれずに外へ出ることが2割、飲酒運転で事故を起こさず長野から塩尻に無事にたどり着くことが3割など、自ら9つの例をあげて、リスクの多さを主張しました。
その上で、失敗しない確率は、5%に満たないと説明し、95%以上の可能性でどこかでつまづくと訴えました。
最後まで取り乱すことももなく、落ち着いた様子を貫き通していました。
宮入キャスター:
裁判を傍聴してポイントはどこだと感じましたか?
小口記者:
丸山被告が犯人であることを示す直接的な証拠がない中で、最も有力な状況証拠は事件前日の夜と当日の朝に議員会館近くの防犯カメラ映った車の映像がひとつのポイントだと私は思います。
検察側は、専門家の鑑定により丸山被告の車のキズが一致していて、映像の車は丸山被告のものと指摘しています。
一方、弁護側は、専門家の鑑定はキズの位置まで同じとは言えず、丸山被告のものと証明はされていないと主張しています。
ただ、裁判の中では裁判官は「丸山被告以外の誰かが運転する可能性があったのか」と確認する質問もしていて、一つの大きな判断材料になると思います。
注目の判決は12月23日に言い渡されます。












