300年以上続く「暴れ獅子」とも呼ばれる獅子舞の伝統を受け継ごうと、長野県喬木村の小学生が12日、練習の成果を披露しました。

一年に一度、毎年4月の喬木村阿島(あじま)地区の祭りで披露される「阿島獅子」。

300年の伝統を持つ全長20メートルの獅子は、「暴れ獅子」の異名を持ちます。

会場となる「安養寺」。

この日、喬木第一小学校の4年生が「阿島獅子」の中へ。

子ども用の獅子頭は重さ2キロ。

頭から後ろのかごまで全長6メートルを操ります。


子どもたちは、5月から「阿島祭り」の歴史などを学習し、地元の継承会に獅子頭の動かし方や笛や太鼓などの指導を受けて音楽会で発表。

その後、お祭りの舞台となる境内で舞いたいと、参観日に合わせて地元の保育園児も訪れる中で披露することになりました。


音楽会の後で練習を重ねてきたという暴れ獅子の見せ場「嵐山(あらしやま)」。

地域で受け継がれてきた獅子舞です。

小学生:
「江戸時代から続いてきた伝統は難しくて、すごいものだなと思いました」
小学生:
「楽しかったです。ちゃんと奉納する舞いもできてよかったです」

一方で、「暴れ獅子」も担い手不足は深刻です。

今年から地区の外からの参加者も受け入れました。

阿島子供獅子継承会 市瀬兼寿(いちのせ・かねとし)会長:
「今の子どもたちが、だんだん上に行ったときに思い出してやってくれれば一番いいなと」

熱く舞う「阿島獅子」。

地域では、この日舞った子どもたちが次の担い手になってほしいと期待しています。