登山界のアカデミー賞とも言われるピオレドール賞に、長野県富士見町出身の登山家の平出和也(ひらいで・かずや)さんと中島健郎(なかじま・けんろう)さんが選ばれました。
富士見町出身の平出さんは日本人最多となる4度目の受賞。
中島健郎さんは3度目の受賞です。
2人は、去年7月に標高7708メートル、パキスタンのティリチミールに未踏の北壁から挑戦し、登頂に成功しました。
今回はその功績が称えられての受賞です。
今年7月にはパキスタン・カラコルム山脈の標高8611メートルのK2で、西側の未踏ルートから登頂を目指していましたが滑落し、救助活動は終了しています。
石井スポーツによると授賞式はイタリアで12月初旬に行われ、家族や関係者2人ほどが参加するということです。