リニア中央新幹線の建設工事の内、長野県喬木村で行われているトンネルや高架橋の工事について、長野県は29日、工事車両の運行による粉塵で特産の市田柿の栽培に影響が出ないよう十分配慮することなどを求める「助言」を、JR東海に通知しました。
「助言」は、JR東海が地元などへの説明のために、工事の計画に基づいて作った環境保全に対する取り組みなどを示した「報告書」に対して、県が、専門家の意見を聴きながら、環境保全の見地から意見を述べるものです。
今回は、喬木村阿島地区などで2021年4月から2029年3月末までの予定で行っている、およそ170メートルのトンネルの掘削や、およそ900メートルの高架橋などの建設工事における環境保全の取り組みが対象です。
「助言」の中で県は、工事車両の運行に伴う粉塵で、地元特産の市田柿などの果樹栽培に影響がないよう十分配慮することや、周辺に飯田養護学校や小中学校があることから、学校関係者や地域住民と十分に協議を行い、必要な安全対策を積極的に講じることを求めました。
また、環境保全に対する措置の実施状況などについて、定期的な確認と積極的な公表を行うことなどを求めました。












