100年以上の伝統を誇る明治大学の応援団が、長野県山ノ内町で合宿を行いました。
気合十分の合宿にカメラが入りました。


大きな声と力のこもった動作。

1922年、大正11年の発足以来103年目を迎える明治大学応援団。

8月31日から、志賀高原で夏合宿の真っ最中です。

大学スポーツの大会などで応援をリードするのは「応援指導班」。


応援団はこのほか吹奏楽部、バトン・チアリーディング部で構成され、総勢150人の大所帯です。

前田知咲(まえだ・ちさき)団長:
「応援した方々からありがとうという声をいただいた時がすごくうれしので、そこが魅力だと思います」


団長の前田知咲さんはバトン・チアリーディング部に所属。

先輩たちのかっこよさに一目ぼれして入団したといいます。

前田知咲団長:
「自分がどんなに疲れていても、人のためにがんばることを常に心掛けています」

合宿の特徴は学生たちが主体的に動くこと。

お互いに気づいたことを指摘しあって効率的に練習を進めます。

そして、明治大学の応援といえば、拍手。

手拍子の定番、三三七拍子は、明治大学応援団が発祥と言われ、その伝統が受け継がれています。

応援指導班 露木(つゆき)あみ班長:
「とてもシンプルなんですけど、基礎のレベルを高くするというのが明治の特徴かなと思っています」

9日までの合宿も大詰め。

合宿地は年によって異なりますが、最後に、地元で練習の成果を披露するのが恒例になっています。


前田知咲団長:
「鍛錬した成果をみなさんにお見せできたらいいなというのと、10日間お世話になった長野の方々に感謝の思いを伝えられたらいいと思います」

露木あみ班長:
「下級生の練習の成果を見せる場になっていますので、頑張ってきた下級生の姿でしたり、不器用ながらにも良いものを見せようとしている姿をぜひ目に焼き付けていただきたいです」