こちらのOB2人はおよそ10年ぶりの学ラン。

15年前の甲子園出場を、現地で観戦したことが「その後」を決めました。

OB牧 勇輝さん:
「そこ(アルプススタンド)で応援団の人たちが踊っているのを見て衝撃を受けて入りたいなと思った」

OB湯原拓人さん:
「すごく懐かしいなというのと、ぜひ応援の面で協力したいなということで今回練習に参加させてもらっています」

応援団にとっても甲子園は憧れの舞台。

その思いは卒業しても変わりません。

OB岩月亮磨さん:
「ぼくも高校の時に夢見ていた舞台なので、OBも参加していいといってもらった学校関係者や野球部には感謝したい」

OB柳島秀太さん:
「時代を超えて接することができるのは貴重ですし、自分たちが大事にしてきたものを後輩に伝えていけたら」

この日集まったOBは8人。

ただ一人の現役生と、世代を超えた9人の応援団ができました。

塩入さん:
「映像だとわからないような細かなしぐさをたくさん学べました」
「(本番では)いま習ったことを忠実に再現して、全力で応援したいと思います」

長野日大が県の大会を制して数日後。


系列の幼稚園では子どもたちが一生懸命画用紙に向かっていました。

記者:
「作ったやつ誰にあげるの?」
園児:
「やきゅうのおにいちゃん」

園児:
「がんばれって気持ち」

園児:
「お兄ちゃんたち、やきゅうがんばってね」

取り組んだのは千羽鶴づくり。

現地に行くことはできなくても応援の気持ちを届けたいと、教諭や保護者が折り鶴を、子どもたちは鶴につける飾りを担当しました。

あかしや幼稚園 竹内訓好園長:
「(甲子園は)15年ぶりで悲願だったと思います」
「幼小中高、学園として地域を巻き込んで応援できればいいのかなと」

応援は、学園の外からも。