今年も本格的なスギ花粉のシーズンがやってきました。
花粉に苦しむ人には朗報となるのでしょうか?
長野県が取り組むのが花粉の少ないスギの開発。
その最前線に迫りました。
県森林づくり推進課・課長補佐 井出政次(いで・せいじ)さん:
「これがスギの花粉を出している部分になりますので、こういう雄花がついているところが茶色くなっています」
県森林づくり推進課の担当者に案内してもらったのは、須坂市の米子採種園・採穂園(よなこさいしゅえん・さいほえん)。
井出さん:
「これ見ていただいて分かるように、雄花が付いていないのが分かると思います。雄花がついていないということは花粉がおのずと少ない」
目指しているのは、一般のスギよりも花粉を出す量が少ないスギの安定的な流通で、スギの苗木になる種や穂の育成や採取を行なっています。
2011年に、SBCが飯山市で撮影した映像では、スギ林から煙のように花粉が舞っています。
県内の民有人工林の53%を占めているのがカラマツで、スギはおよそ16%、ヒノキが15%ほど。
全国の44%と比べるとスギの割合は少なめです。
しかし、長野県は森林の面積そのものが大きく、地域別では県の北と南=長野、北信地域と南信州地域に、県内のスギ人工林の7割ほどが集中していいます。
国は2023年、花粉症の発生源となるスギの人工林を、10年後に2割減らすことや、30年後に花粉の発生量を半分にする目標を設定しました。












