20年以上空き家として放置されていたこの建物。
雨や雪で、屋根は一部が抜け落ち、屋内は、クマやタヌキなどの野生動物が通った跡も…。
地域の人からは、「早く撤去してほしい」との声が相次いでいました。
地域の厄介モノを、観光の資源に再生させたい。
地元の宿坊や観光関係者を中心に、会社を立ち上げ、2023年春、古民家再生に着手。
建築施工・TOKU 徳武孝幸(とくたけたかゆき)社長:
「ひどさから言ったら直るのかな?という状態だったんで、見てどうなることやらと頭が痛かったですけど」
朽ちた部分を取り除き、使える部分は丁寧に生かしながら、作業していきます。
建築施工・TOKU 徳武孝幸社長:
「そこ見てもらうと土壁残してあります」
「ここの土壁の状態は良かったのでそのまま再現する予定で、来た方が落ち着く、田舎の古民家に来た安らぎを得られるような建物にしたいなと」
ふき替えるかやは、地元に自生しているものを活用。
かや刈り体験のワークショップを開き、県内外から参加者を募りました。
そのかやも活用し、半年以上かけて完成した宿泊施設「茅葺の家」。
古民家の面影を残しながら、水回りはヒノキとスギを使ってリラックスできるよう、機能面にもこだわりました。












