住民:
「小学校もそこに通ってたし、中学もそこだったし、もうずっと見てて、レストランもあったんですよね。みんな無くなっちゃって寂しいなと思ってます」

自転車の住民:
「このマークを見ると『高宮』を通り越したかな、松本近くなってきたなって。森永さんのマークはけっこう大事でしたしシンボルでしたけど」


住民:
「父がここに勤めていたこともありまして、小さい頃からのシンボルで」
「昔のイトーヨーカドーの一番上のグルメ街があったが、窓際に座ると、『森永、お父さんの所見えるね』って食べながら母と話したり」
「これがなくなっちゃうと思うと感慨深いものでいっぱいです、寂しいです」

日々の暮らしの中にある街の風景。

60年近くにわたって変わらぬ姿を見せてくれた街のシンボルは、そこに暮らす人々の胸に思い出を刻み、2月末には、撤去が終わる予定です。