スケートを始めて30年 気付かされた「高橋大輔の軸」とは?
4年間のブランクを経て、新たな挑戦へと導いたのは、自身が歩んできた道のりでした。

(高橋大輔選手)「7歳からスケートをしてて、スケートしかしてこなくて、『スケートが、高橋大輔という軸をつくったんだな』と、本当に離れてみて気づかされたというか」
「37歳になって、来年の2月で30年になるんですよ、スケートを始めて。30年間ほぼスケートをしてきたんだな、というのを改めて感じているので」
何も考えず、気が付けばスケート一色だったこれまで。

(15歳の時の高橋大輔選手)「オリンピックが夢だったので、4年後は行きたいです」
(高橋大輔選手)「小さい時は、何も考えずに本当に『スケートが好きだったかどうか』も怪しい。学校が得意ではなくて結構苦手だったんですけど、スケートの場所に行くとすごく楽しくて」
初めて出場したトリノオリンピックは、8位でした。

(高橋大輔選手)「スケートが大好きですけど、ずっとやっていたという訳でもなく、どちらかというと色んな環境の中でスケートが導いてくれた。本当に運が良かったのか分からないですけど、思春期の時は嫌な時もあったし」
「もう、スケートに一生しがみついてやろうかなと」
いいときも悪い時も、スケートとともにあった37年。いつしかフィギュアスケートは「高橋選手の人生そのもの」になっていたといいます。

(高橋大輔選手)
「それしかないから、できることが。スケートがあったからこそ、スケートが自分に自信を持たせてくれたんだなとすごく感じて。だから『もう、一生しがみついてやろうかな』という感じで」