「日本での世界選手権は現役として人生最後」
かつては、「ガラスのエース」とも呼ばれた高橋選手。しかし37歳を迎え、世界選手権を直前に控えた言葉からは、「力強さ」と「スケートとともに歩んできた道のりへの自信」が満ち満ちていました。

(高橋大輔選手)「おそらく、日本で開催される世界選手権に出るのはこれが最後だと思うので、日本での開催も当分ないですし、どこまでやるか分からないですけど、おそらく日本での世界選手権、現役として人生最後だと思うで、自分もいい思い出で終わりたいし、今後自分もどうなっていくかわからないので。温かく見守ていただければ嬉しいな」
【杉澤眞優キャスター 取材後記】
テレビの前で見る高橋選手は華やかなイメージでしたが、お話を伺うと「華やかさ」の裏では、悩み苦しみながらも一歩一歩前に進んできているという印象でした。そしてその辺りの自分の感情を、包み隠さず話して下さいました。とても素直な方なのだということを実感しました。
世界選手権でも、どんな演技が見られるのか楽しみです。今回の世界選手権では、はシングル時代から挑戦していた「オペラ座怪人」もみられるということで、高橋選手の地元・岡山からも楽しみにしながら応援したいと思います。