■阿部寛さん「一生忘れない」北村匠海さんも

(北村匠海さん)
「きっとここにしかない人の温かさだったりとか、そういうのが充満している、この一本の道っていうのはなかなか、出会ったこともなかったので。本当に現地の方が応援してくれる映画ってなんか意外となかったり、僕はあんまり経験なかったりしたので、こんなにも支えられているんだなっていうのは感じました。」

(阿部寛さん)
「地元の大工さんが昔の看板とか、このセットもそうなんだけど、それを覚えていて再現して待っていてくれたっていうのを聞いて本当に嬉しかったですね」
「まだなんかまた戻ってきそうな気がするんですよ。それだけなんか家族のように皆さんが包んでくれて、温かく見守ってくれたんでね、ここの町は一生自分の中で忘れないだろうなって思うし。」

映画が紡ぐ、人と人との縁。かつて賑わった古い町並みに再び光が照らされました。
(住民)
「『こんな通りがあったんですね』って『知らなかった』って来られたり、本当に『よく古いものが残っていたもんだ』って感心されるような観光客の方が最近ね、来られて言われます。ありがたいですね取り上げて頂いて。」

(岡山県フィルムコミッション協議会事務局 妹尾真由子さん)
「今まで知っていた方も地域を知らなかった方々もこちらに来ていただいて、グルメだったりとか、観光地を楽しんで、また岡山に戻ってきていただけたら嬉しいなという風に思います。」
スクリーンを通すことで新たに見えてくる地域の魅力です。映画を鑑賞してからロケ地にも訪れてみてはいかがでしょうか?