■なぜ”寂れた商店街”に映画ロケを誘致した?

(岡山県フィルムコミッション協議会事務局 妹尾真由子さん)
「ロケーションが魅力的だったっていうのが一番なんですけども、少しさみしい感じがしていたので、ここに賑わいを戻したいなっていう。」


大谷地区は近くにある金光教の門前町。春と秋に開かれる大祭はかつて多くの人で賑わいました。しかし人口減少のあおりをうけ、少しずつ活気がなくなっていました。
(地域住民)
「空き家というかあまり店がもう…。昔、嫁いだ時はすごかったんですけど。さみしい町並みになっていたんで。」
(岡山県フィルムコミッション協議会事務局 妹尾真由子さん)
「地域の子どもたちにとっても、自分たちの町を好きになって、地元に戻ってきたいなと思ってもらえるような取り組みになればいいと思って。」
いつまでも誇れる町に…。地域住民と同じ思いでロケを呼び込みました。
■住民も参加、町をあげて映画の撮影に協力
映画には住民約200人もエキストラとして参加。町をあげての協力は出演者の心にも深く残りました。