若い人にも起こる"くちのがん"「AYA世代の口腔がんは"白い病変"として舌に現れやすい」世代特有の特徴と予後を左右する指標を解明【岡山大学など】 2026年8月6日(木) 17:45 岡山 小林章子 口腔がんはAYA世代にも起こる 口腔がんといえば高齢者に多い疾患というイメージが根強いです。しかし、1980年代以降、若年者における口腔扁平上皮癌(OSCC)の発症増加が報告されていて、近年もその傾向が続いています。 AYA世代とは15〜39歳の年齢層を指します。進学や就職、結婚・妊娠・出産、子育てなど、人生の大きな転機を迎えるこの時期にがんを発症することは、治療そのものだけでなく、就学・就労・日常生活にも多大な影響を及ぼします。そのため近年、この世代のがん医療や研究への関心が急速に高まっています。 一方で、AYA世代の口腔がんは発症頻度が低く、特に早期がんにおける臨床的特徴や予後、適切な治療・術後管理については十分な知見が得られていませんでした。