学校に電話をした角谷さんは…

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娘が事故に遭ったという連絡を受け、心が大きく動揺していた角谷さんでした。角谷さんは一度は修学旅行中の子ども達の安全を優先する決断をします。

(角谷武美さん)
「私は神戸に戻らずに6年生の子どもたちと一緒に修学旅行に行くということを教頭に伝えました。私自身このときの思い、考えに迷いはありませんでした」

「しかし、教頭が『校長先生は帰ってあげてください。私が代わりに広島に行きます。教育委員会に事故のことを連絡したら学校のほうには教育委員会の人が来てくれるということです、大丈夫です」と言ってくれました。

「私はそれを聞いて、それまで自分の判断に迷いはなかったはずだったのですが、何かつっかえていたものが取れたような気持ちがしました。そして『よし、神戸に帰ろう。美果に会いに行こう』と心に決めました。心の中は教頭先生をはじめ委員会の方への感謝の気持ちでいっぱいでした」