先月(5月)1日、JR予讃線で運転士が一時的に眠気を伴った状態で列車を運転していたことがわかりました。乗客からの指摘で判明したということです。

JR四国によりますと、5月1日午前10時43分ごろ、愛媛県内の予讃線・伊予立川駅と伊予中山駅の間で、上りの1両編成のワンマン普通列車(伊予大洲駅発、内子駅経由、松山駅行き)の運転士が、一時的に眠気を伴った状態で列車を運転していたということです。乗客は35人で、列車の遅延や運行上の支障はなかったとしています。

この列車が松山駅に到着したあと、乗客から駅係員に「乗務員が居眠りをしていた」との申告があったほか、JR四国のホームページにも同様の指摘があったため、運転士に聞き取りを行いましたが、「居眠りをしていた自覚はない」と答えていました。

その後、さらに今月(6月)12日になって乗客から動画が寄せられ、「運転士が列車運転中に居眠りをしていたのではないか」との指摘があったことから確認したところ、運転士の頭がこっくりする様子が2回映っていたため、JR四国では、運転士が眠気を伴った状態で運転していたものと判断したということです。

JR四国は、「お客様にご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」「重大事故につながる可能性があることから、全運転士に対する注意喚起とともに、休養管理について指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」などとコメントしています。