数字としての「約3700人」どう感じる?

児島さんは、交通事故で命を落とした3,700人、、、「その数字をどう捉えるのか?」生徒たちがイメージしやすいように語り掛けました。

(児島 早苗さん)
「漠然としていると思いますので、航空機事故に例えさせていただくと、日本の大手航空会社の平均座席数は、約200席です」

「すると、18機が日本のこの国の空から墜落し、乗務員・乗員・全員が死亡する数に匹敵しています」

「1年間に約18機の飛行機が墜落している。皆さん安心して飛行機に乗れますか?けれども、それだけの数の方々が、皆さんが暮らしているすぐそばの道路上で亡くなっています」

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児島さんは、「これ以上、交通事故による死者を出したくない」その思いから全国で講演を行うなどの活動を続けています。

(児島 早苗さん)
「交通事故・被害者遺族にとって、同じような交通事故が起こることほど辛いことありません」

「事故直後、息子が亡くなった直後に引き戻されます。あの子の命の犠牲、一体何だったの?いつまで繰り返さないといけないの?もうやめて、もうストップして。そんな思いで今ここに立っております」