母親は手がかりを求め「西成」「広島市内」などでビラを配る
この3年間、母親は目撃情報があった場所でチラシを配り、情報提供を呼びかけてきました。
捜査を行う倉敷警察署に全国から寄せられた目撃情報は、これまでに195件(12日現在)。しかし有力な情報はなく、寄せられる情報の数も年々少なくなっています。こうした状況に、母親は葛藤を抱えていました。
(梶谷恭暉さんの母親)
「自分の息子を3年見ていなくて、自分の息子だって気付くのにもちょっと時間がかかるかもしれないのに。もう目撃情報が少なくなってきて、いつまでこの活動をするかというのも」
来年の3月で18歳の成人を迎える、恭暉さん【画像⑥】。「本人の意志で帰ってきてほしい」という思いと、「我が子に一刻も早く再会したい」という思いが交錯しているといいます。










